どうもこんにちは。コンタくんです。
GTシリーズ四つ目はこちら!
ウィザードファブニル.Rt.Rs 閃 です!
使用ブレーダーは「金道フミヤ」
なんと今までファブニルを使っていたフリー・デラホーヤではありません。これは当時ベイバ界ではかなりの騒ぎになりました。
さらにこのフミヤは根はいい奴なのですが、基本的には嫌味ったらしい性格だったので、当時はあまり好かれてる印象はありませんでした。
彼は元々フリーに憧れを持っており、その憧れからファブニルを持つに至りました。
ちなみに声優を務めたのは鬼滅の刃の竈門炭治郎役などで有名な花江夏樹さんです。割とベイバにも出演しているんですよね。超ゼツでもジャン・ボガード役で出演していました。
パーツを細かく見て行きましょう。
・目次
ガチンコチップ:ファブニル
黄金の龍ファブニルモチーフ。標準的な4つのロックを持つ左回転のガチンコチップ。
言うなれば左回転版のドラゴンチップです。
上下に二匹の竜がいます。
今回も控えめですが、特徴的な顎をしています。真ん中が緑色になっているのもファブニルらしくて良きです。
ウエイト:閃
レイヤーに内蔵する重り。少しずつ6か所に重さを分散させたスタミナタイプのウエイト。
パッと見重そうですが、意外と肉抜きが多いため重量は軽めです。
ベース:ウィザード
レイヤー外周がほぼ全てラバーで覆われており、回転吸収に特化したスタミナタイプのベース。
意味は「魔法使い」
外形が円に近いことに加え、レイヤーのほぼ全周にラバー刃が搭載されています。さらにこのウィザードのラバーは歴代で最高に柔らかい素材になっています。指で押すと結構グ二グ二なります。
これによって、相手の回転を確実に吸収する事が出来ます。
ディスク:ラチェット
外周のガードパーツが右方向にはフリー回転、左方向には固定され、相手の攻撃だけを吸収できるディスク。
ラチェットとは「爪車装置」という一方向にしか回転しないように制御する爪を備えた装置の事をいいます。
このディスクもそれに似たような感じで、右方向にのみフリー回転します。つまり、右回転相手にはディスクでも回転吸収が可能です。そして左回転相手の時はフリー回転するため、攻撃を受け流します。
アニメではこれを使用した「ラチェットスルー」という技でロンギヌスに対抗してました。
ドライバー:ライズ
尖った軸先の周囲にあるツルっとした支えによって、持久力を保ちながら体勢を崩されずに回り続けるスタミナタイプのドライバー。
典型的なファブニルのドライバーに見えますが、周りのガードパーツはフリー回転もバネ稼働もしません。
それによってベイを立てる事が可能になります。さらに、ラストの粘りにもかなり貢献してくれます。
相手の回転が止まった時に、半回転だけツルッと…みたいなのがよくあります。
そして、上手くシュートすれば周りの部分でスタジアムをとらえて急加速。なんてことも可能です。
アニメでは急加速して相手に突撃する「ウィザードブロー」という技が登場しました。
GTアビリティ:ウィザード・ゼロ
回転吸収に特化したレイヤー、ディスク、ドライバーの能力によってほぼ無回転状態からでも相手の回転を吸収して勝つことが可能。
ベイを立てられるライズによって可能となる芸当です。公式大会では使用不可。
ランチャー
こちらのウィザードファブニルはスターターなので、ライトランチャーLがついてきます。
感想
非常に面白いベイブレードです。柔らかく面積の広いラバー刃でグングン相手の回転力を吸収してくれます。
ただ強いかと言われると…。正直に言います。弱いです。歴代ファブニル最弱と言っても過言ではありません。
理由は二つ。
まず一つ目は、アシュラの項目でも言いましたがベースによってロックの硬さが変わるということ。つまりスタミナタイプのウィザードベースは緩くなります。
二つ目はラバー刃です。今までよりも回転吸収で勝ちやすいというメリットの裏に大きなデメリットがあります。それは左回転相手の時。その柔らかいラバーで左回転相手にも強烈に食いつきます。上手いこと行けば強力な攻撃刃ですが、前述の通りロックが緩いため全然その威力に自分が耐えられてません。
今ではネタキャラにされたフミヤと同時にすっかりネタベイ枠になってしまいました。
けどこれでロンギヌス相手に暫くやりあってたフミヤって凄いんじゃ…?
と、散々言いましたが自分は好きなベイブレードです。GTのファブニルはとにかく「回転吸収」という部分に全振りした個体のため、右回転相手ならば結構勝てます。
また、スターターであるのも魅力の一つです。
(*´∇`)ノ では